ご存知ですか…?

こんにちは。

今日はこれからの「国の動きと住宅」について
少しお伝えしようかと・・・

菅総理が昨年10月に
「2050年までに温室効果ガスの排出を全体でゼロにする」
という宣言をしています。
いわゆる「カーボンニュートラル」と言われているものです。

全体でゼロというのは
二酸化炭素などの温室効果ガス排出量から
森林などの吸収量を差し引いてゼロにするということです。
排出量-吸収量=0ということですね。

そして今、これの実現に向けて国が動き始めています。

まず、来月から「省エネ基準に関する説明義務」がスタートします。

これは建築士がお家を建てるお客様に
これから建てるお家はどれぐらいの省エネ性能で
現在の省エネ基準に適合しているかどうかを
必ず説明しなければいけない・・・というやつです。
説明するのは営業ではなく建築士からです。

佐久市内だとUA値0.56以下というのが基準になりますので
それより下回っているかどうかを必ず説明して
書面を交わさなくてはいけません。

そしてさらに前進した動きを期待させたのが
先月24日に開催された5回目の
再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォースです。
これはyoutubeなどに動画もあがっておりますので
ご興味のある方はご覧ください。

★動画はこちら★

この中で東京大学大学院准教授の前先生の発信が
とても素晴らしいです。
youtube動画だと37分23秒~です。

それを受けて河野大臣の発言がなかなかすごいです。
これも動画だと1時間56分14秒~です。
国土交通省にたいしても厳しい意見を発しています。
コロナウィルスのワクチンで注目を浴びている河野大臣ですが、
本格的にやっていこうとする覚悟が見受けられます。

本来はこの4月から省エネ基準の「適合」が義務化される予定だったのに
結局は「説明」の義務化で止まってしまいました。
それが改めて動き出しそうな、そんな期待が持てました。

住宅の省エネ化というのは関係ないと思われる方もいるかもしれませんが
地球の環境を維持するために必須のことです。
次の世代に健康な地球の状態を受け継ぐために
地球の限界を迎えさせないために
国全体で動き出しています。

これから見た目のデザインだけの住宅は不要の時代に突入します。

断熱・気密・省エネ設備の一定性能が基本となった上に
デザインを上乗せしなくてはいけません。
そのデザインも家の性能を発揮させるための
パッシブデザインである必要があります。

そんな視点で住宅会社の話を聞いてみるのも良いかと思います。

ではまた!!
 

リューケンハイムについて

電話でお問い合わせ メールでのお問い合わせ

新築施工事例

お客様の声

不動産情報

イベント・チラシ情報

お役立ち情報

スタッフブログ

お問い合わせ